昨日、今日と東京地方は春雨続きです。
飲食店などでは、雨の日は店舗営業は客足が減り、逆に出前や宅配サービスの注文が増えるそうです。わかる気がしますね。
雨だから外へ出るのは面倒なので宅配ピザでも頼むかということでしょう。
ならば、雨の日は宅配クリーニングのオーダーの電話もさぞかし増えて忙しいのでは?と思われるかもしれませんが、飲食などとは違いクリーニングの場合はそうはいかないようです。
雨の日はお店受け同様、宅配クリーニングも暇になってしまいます。
これはなぜかというと、食べ物の場合はお腹が減っているわけですから、とにかく今どこかへ頼まなければならないという状態なので、それなら出前でも、宅配でもということになりますが、クリーニングの場合は、ふだんはお店に持ち込んでいるけど、今日は雨なので宅配でもとはなりません。
飲食と違い、よほどの緊急じゃない限りクリーニングは明日でもいいわけです。また、それほどの緊急なら雨の中でもお店まで行くでしょうしね。
では、もともと宅配クリーニングを利用されているお客様はどうかと言いますと、これも不思議なもので雨の日はご用命があまりありません。
もしかすると、「こんな雨の中、取りに来てもらうのは申し訳ないな」というお気遣いかもしれません。もしくは、「何もわざわざ雨の日にクリーニング出さなくてもいいか」という心理が働くのかもしれません。
たしかに、雨の日はこちらもお預かりしたお洋服やお届けするクリーニング品を濡らさないように晴れの日以上に気を遣います。車の運転も雨の日は危ないですからね。
そういう意味では、飲食関係の宅配サービスのように雨の日が忙しいより、晴れの日にオーダーが多いほうがいいのかもしれません。