緊急事態宣言とクリーニング店

明日(4月25日)から5月11日までの予定で東京に3回目となる緊急事態宣言が発令されました。さらに今回は過去2回より厳しい命令、要請内容になっています。

 

 

うち(わたし自身や商売)にどういう影響が出るかということですが、うちはクリーニングの宅配(集配)サービスをやっていますので、まず一番に思うのは時期が最悪ということです。

 

 

というのは、クリーニングをご利用になる方ならおわかりかと思いますが、1年を通してクリーニングの需要が一番高まる、いわゆる書き入れ時が、このGWの前後一週間(つまり4月23日~5月12日)なのです。

 

 

最近は以前ほどではないとは言え、冬物衣料をクリーニングに出して春・夏物に入れ替える「衣替え」と呼ばれる需要があります。例年はちょうどこの時期にあたります。

 

 

もちろん、今回の緊急事態宣言でクリーニングの利用自粛やクリーニング店に休業要請などは出ていませんが、消費者心理として気分が盛り上がらないと思うのです。

 

 

衣替え需要が緊急事態宣言解除後にずれ込むだけなのかもしれませんが、なんか調子が狂ってしまいます。あまり長引ければ、今年はクリーニングに出さなくてもいいかみたいなことも発生しかねません。

 

 

また、別の話ですが、東京には独自に小規模の店舗にも休業要請が出されるそうです。となると、クリーニング店も休業の対象になるのかどうか。

 

 

具体的な休業要請の業種は明らかになっていませんが、「生活必需品販売」は除くとなっています。スーパーとか薬局とかそういうところは対象外ということでしょうが、クリーニングは生活必需品なのか贅沢品なのかという疑問が出てきます。

 

 

クリーニングに出せなければ困るだろうけど、命に関わるようなことはありませんし、多少なら時期を遅らせることもできるでしょう。ということは、不要不急=必需品ではないということになりますか。

 

 

休業要請に応じれば、1日2万円の協力金が支払われるそうですが、要請が出てないのに勝手に休んでも対象外でしょうしね。そのへんはどうなっているのでしょうか?

 

 

いずれにしても、うちは個人客だけではなく、業務用(白衣や制服)のお客様もいらっしゃるので、休めばそのお客様にご迷惑をお掛けするので休めませんけどね。

 

 

とりあえず、通常営業して様子を見たいと思います。街灯以外消灯して真っ暗になったら、夜8時以降の配達怖いな。